【書評】朝習慣を「1分」で変える爆発的な実行力が身につく実践法

スポンサーリンク
成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!朝活

あなたは、朝が苦手ですか?それとも早起き派ですか?
どんなに朝が苦手でも、わずか1分早く起きることは可能ですよね?

この本は、わずか朝1分を使って人生を大きく変える本であり、朝1分であなたが夢を叶える本です。

こう記しているのは、「成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』 を変えなさい!」(後藤勇人、株式会社実業之日本社)の著者。昔は完全な夜型で、専門学校時代のあだ名は「チコ坊」、勤めていたヘアサロンでは、毎日遅刻をする遅刻の常習犯だったそうです。

それが今では、わずか朝1分の習慣を変えたことで結果を出し、ヘアサロン・日焼けサロン・アパート賃貸関連会社の会社経営、コンサルタント、ビジネス書作家、ブランディングプロデューサーなどの仕事を行っているそうです。

今回は、朝習慣を「1分」で変える爆発的な実行力が身につく実践法を紹介します。

「朝1分の習慣」で本当に夢は叶う

夢とは、夢に到達する正しい情報に基づき行動をすれば、必ず叶うものです。それには、年齢は関係ありません。

しかも、わずか1分でできてしまいます。

大事なことは、かけた時間の長さではなく、短い時間でも何をするかです。
(P16より) 

夢を叶えるのに、年齢は関係ない。

その例として、ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースは、65歳でケンタッキーフライドチキンのレシピを売ることを思いつき、その後、車一台で全米を回り、最初は断られ続け資金も枯渇したことから、車の後部座席に寝泊まりしながらFC契約を取り続け、最終的には73歳の時に、600店舗を超える規模にまで拡大させたとのこと。

このような事例もあると、勇気付けられますね。
「いかに勇気を持って踏み出し、夢を叶えるのか」、「妥協して一歩を踏み出せずに、挫折するのか」道が別れます。

本当に叶えたい夢を導き出そう

  1. まず、絶対なりたくない自分を3〜5つぐらい書き出す(3分以内)
  2. もし、3年後どんな夢でも叶うとしたら…なりたい自分を3つぐらい書き出す
  3. 毎朝、必ず見る場所へ貼り出す
  4. 毎朝、ただ読み上げる
  5. 理想の自己像を脳にインプットさせる
  6. 24時間365日、必要な情報が自動で探し出される

ここでポイントは、壁に目標を張り出し、毎日1分間目標を読み上げ、理想の自分に毎日コンタクトを取る人と、ノートに目標を書き出し、1ヶ月に1回見直し、理想の自分にコンタクトを取る人では、目標達成率が大幅に変わってくるとのこと。

私は、チーム開発する時に、関係者が同じ方向を向いて、協力しながら物事を進められるように、壁にビジョン(ありたい姿)やミッション(チームや一人ひとりの存在意義)を壁に貼り出すことをよくやります。それの個人バージョン。やってみます。

f:id:asakara0801:20180914182234j:plain

あと大事なことは、いかに持続させるか。物事を継続するための行動のハードルを、いかに下げるかが最重要課題。そこで、1分で実現できるコトに取り組むのが大切。例えば、「1分外に出てきれいな空気を吸う」「1分間ストレッチする」「1分間筋トレする」など簡単な健康法から始めるのがおすすめ。

発想力を鍛える1分の習慣術

 朝1分間を使って仕事のアイデアを生み出すワークをする。

ポイントは、必要なリソースを全部インプットしたら目を閉じて1分間考えること。
(P128〜129より) 

目を閉じるのは、良い方法だと感じました。
理由は、自分で考える癖がつくからです。
インプットした情報をそのまま鵜呑みにしても、実際の現場や状況では同じことが成功しない場合が多いです。そこで、自分で考え、応用する力が必要なのです。

実行力を備える1分の習慣術

今日やるべきことを書き出して、絶対実行できるように環境を整える。

以下のような流れで計画すれば、絵に描いた餅にならず、計画が必ず実行へと進んで行きます。

  1. 絶対に達成しなければならない、やるべきことを具体的に書き出します。
  2. 1に関して突発的に起こる可能性のある出来事をすべてピックアップします。
  3. 2で予想したトラブルが発生しても、1の目的を絶対に達成できる環境を整えます。
  4. 突然のトラブルや外部環境の変化を想定したうえで、絶対に実行できる時間を確保する。 

(P167〜168より)

 やるべきことがシンプルですね。あとは、実行するのみ。

時間に仕事をアジャストする

決めたことを実践できない原因は、決めたことを実行する時間がないというケースが一番多いのです。
ですから、時間を後から見つける発想をやめて、時間を最初に見つける発想に切り替えていきましょう。
(P181〜182より)

最初に1日のスケジュールを見ながら、決めたやることの時間を作り出します。
他の予定を調整したりしながら、最初に時間を作る発想。

優先順位を意識しながら時間を作り出すことで、時間に追われる発想から、時間を味方につけて時間を追う発想への転換ができるそうです。

まとめ

朝の1分ワークにより、爆発的な実行力を身につけ、早く結果を出せる仕組みを学びました。あとは、本気で望み、夢を今すぐ実現するかの行動次第。

一つずつ目標を達成できるように精進していきたい。

タイトルとURLをコピーしました